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自己破産はしたくない。誰も教えてくれなかった、たった一つの制度

こんにちは!
“miya”です。

本日はブログにお越し頂き、ありがとうございます!

私は貯金ゼロの状態から副業を始めたアラフィフ主婦です。
「副業で安定して月収30万円を達成して、会社を卒業する!」という目標に向かって、日々ブログで奮闘中です💪

こんな風に頑張っている私ですが…
実は数年前に、人生最大のピンチを迎えたのです!

「自己破産」という言葉、聞いたことありますか?
借金を法的にチャラにしてもらう制度です
私は父親の借金(8000万円)を背負い、自己破産を決意したアラフィフ。
でも、ある日、保証協会の担当者の方から、“ある制度”を提案されたのです。
それが「一部弁済措置」という選択肢。
弁護士さんからも聞いたことのなかった「一部弁済措置」という制度で、わたしは自己破産を免れる事ができました。
もし、今、あなたが「自己破産しか道はないかも・・」と感じているのなら、きっとこの話はあなたの力になるはずです

窮地に追い込まれて初めて知ったこの制度。
ネットでもあまり語られてはいません。
そんな小さな、でも確かなリアルなお話。

一体どんな制度か?
どんな人が使えるのか?

この記事では、誰も教えてはくれなかった「一部弁済措置」と「自己破産を回避できた私のリアル体験」をお届けします。

はじめに:自己破産しかない…と絶望していたわたし

「自己破産」今までに聞いたことはありますか?
わたしは、どこか他人事で、まさか自分に降りかかってくるとは思ってもいませんでした。

そんな現実に直面し、わたしの心には、まるで水滴を落とした水面のように波紋が広がりました。そしてその波紋は静かに、けれど着実にわたしの心を押しつぶしていったのです。
まるで「人生終了」の烙印を押されたような、そんな感覚が広がっていく――それが、過去の自分でした。

父が亡くなり、その後に突きつけられたのは、8000万円という莫大な借金。
借入先は「信用保証協会」。
相談した弁護士さんからは「自己破産するしかないかな?」と言われました。

でも…どうしてもその言葉を受け入れられなかった。
頭では納得しても、心は納得しなかったんです。

子どもたちの進学、家族の未来、自分の老後。
「自己破産したら、全部壊れてしまう。。」

子供たちに「自己破産した親の子」というレッテルを貼ってしまうことが、何より悔しかった。

そして私は、苦しみのあまり、鬱の一歩手前までいってしまったのです。

そんなある日、保証協会から届いた1通の文書。
そして告げられた制度。それが「一部弁済措置」でした。

そもそも「自己破産」とは?

「自己破産」とは、借金を返済できなくなった人が、裁判所に申し立てを行い、返済義務を免除してもらう制度です。

自己破産のメリット

✅返済義務がなくなる(借金がゼロになる)
✅取り立て(請求)が止まる

え!
すごくいいんじゃない?

じゃあさじゃあさ、ぶっちゃけ…もう借りれるだけ借りて、自己破産すればよくない?
だってどうせ返さなくて良くなるんでしょ?

……実は、わたしも同じこと考えたことあるんです。
でも、それって実はめちゃくちゃ危険な考え方なんです。

意図的な借金は、自己破産の対象外になることも

自己破産は、「やむを得ず返済ができなくなった人のための制度」です。
つまり、最初から「返す気がなかった」「破産する気で借りた」と判断されると──

✅ 自己破産が認められない可能性があります
✅「免責不許可事由」に該当して、借金がチャラにならないこともあります
✅ 最悪、裁判所から「アウト」と判断されることも

え…!そんなのあるの!?知らなかった…

そうなんです。
だからこそ、「自己破産」という制度をちゃんと理解することと、
他の選択肢がないかを冷静に考えることがすっごく大切なんです。

自己破産のデメリット

たしかに、自己破産には「借金が帳消しになる」「取り立てが止まる」といったメリットがあります。
でも、同時に見逃せない大きなデメリットもあるのです。

✅官報に名前が載る(官報は誰でも見ることが出来る国の情報です)
✅財産は原則全て処分される(家や車などが対象になります)
✅一部の職業に就けなくなる(弁護士などの士業系・宅建士や消費者金融などの金融、不動産系等の資格職に制限がかかります)これらは免責(借金がチャラになる事)が確定するまで。
✅クレジットカードやローンが使えなくなる(めでたくブラックリスト入りです)

え? それはマジ勘弁

自己破産は、ただ単に借金をチャラにしてくれる魔法の手続きではありません。
わたしは、未来の自由を前借りする事だと思うのです。

ここまでして、借金をチャラにするのか、他の道を探すのかはあなた次第です。

自己破産以外にも道はあるかもしれません

弁護士さんに相談しても「自己破産だね。」と言われてしまった。
素人のわたしは、もうそれしか道はないと思っていました。

そんなある日、保証協会からの1通の手紙。
そこには、期日指定で来所してほしいとの文字が。

「あーもう、自己破産手続き開始しないと、逆に訴えられる。」そう直感しました。
「これ以上は、グダグダしていられない。もう諦めて手続き開始しよう。」
心に決めて、保証協会へと赴きました。

いつになったら手続き始めるんですか?

ごもっとも。
そこで何気なく、

“0”が2個くらい減ってくれたら、何とか払えるんですけどねー

と呟いたんです。
すると

じゃあ、“一部弁済措置”という事にしましょうか?
………はい?
それって、自己破産しなくてもいいってことになるんですか?
そうですそうです。期日までに、こちらの提示する金額を支払ってくだされば、今後、私共から請求する事は一切ありません。完結します。

なんと!
わたしの場合は、「一部弁済措置」が適用になるらしく、この支払いだけで自己破産を免れる事が出来たんです!

一部弁済措置とは?
借金の全額ではなく、“一部”を支払えば、残りは免除してもらえる制度です

ちょっと!そんな制度があるなら、早く言ってよー
待って、待って!早とちりしないで!
これは企業が保証協会から借り入れた場合にのみ適用になるの!

そうなんです!
一部弁済措置とは 、保証協会が独自に判断して実施する制度なんです!
しかも、法律や公的に明文化されてるものでもないので、全国どこの保証協会でも必ずあるものでもないのです。

わたしの場合、保証協会側から提案されましたが、自分が適用になるのか、確認する必要があります!

一部弁済措置確認方法

では、自分は適用になるのかな?と思った方へ、確認方法をお伝えします。

借入先の確認
まず、どこから借り入れているのかを確認しましょう!
・「借用書」や「契約書」を見て、「保証協会」の記述があるか。
(保証協会が保証人になっている場合、対象になる可能性があります。)
・その文書の中に「代位弁済」や「保証履行」の文言があるかもチェック。
代位弁済・・借り入れた本人または家族が支払い義務を持ちます。
保証履行・・本人または家族が支払えない場合、保証協会が代わりに支払い義務を持ちます。
保証協会への確認
一部弁済措置が適用になるのか、保証協会に問い合わせるのが一番確実です。
・「一部弁済措置というものがあると聞きましたが、自分にも適用になりますか?」
などと相談してみましょう。
(この制度を知っているという事で、話が進む場合もあります。)
すべての保証協会で行っているものではないので、まずは確認です。

弁護士さんへの相談も忘れずに!
法的なやりとりが大部分なので、事前に弁護士さんへの相談もしておきましょう。
・自己破産との比較や、リスク等の把握に役立ちます。
・弁護士さんでもこの制度を知らない場合があるので、情報として提供してみるのも
ありです。

自己破産を免れたことで守れた、かけがえのない日常と未来

わたしは、この制度のお陰で「自己破産」を回避することが出来ました。
「官報」に名前が載る事も周囲に知られる事もなく、変わらない日々の中でふつふつと安堵感がこみ上げてきました。
(自己破産していたら、少なくとも人事課の人には知られてしまい、心穏やかに勤続する事は出来なかったと思います。)
守られた家族との日常
(水面下で罪悪感を持ちつつ生活する必要はなくなり、いつもと変わらない日々を送れています。)
何も手放さずに済んだ
(一番の不安要素だった、家や車を手放さずに、住み続け、乗り続けられていることは、どんなに心が安らいだことでしょう。)

そして、あの時、あの何気ない一言を発せずにいたら、今頃どうなっていたのか?
考えるだけで背筋が凍ります。
この制度を知っていたわけでも、考えて発した言葉でもありませんでしたが、あの一言にわたしは救われました。ほんと、あの時の自分、よくやった!グッジョブ!

今、まさに悩んでいる人に伝えたい

「自己破産?もうだめだ・・・」と思っても、制度を知れば守れる未来があるかもしれません!
✅借入先が「保証協会」なら確認する価値あり!対象かもしれません。
✅自己破産以外の選択肢もあるかもしれません。
✅「一部弁済措置」という制度は、あなたや周りの人達の未来を守れるかもしれません。

「自己破産」をしてもしなくても、人生は続きます。
あなたの選択が、明るい未来へと導いてくれますように!

まとめ:自己破産をする前に

この体験はわたしの人生のターニングポイントでした。
家族の存在のありがたさ。
制度を知らなかった自分への悔しさ。
でも、どんなに絶望のどん底からでも「知る事・動く事」で道は開けるという現実。

「一部弁済措置」

この制度があったから、今、わたしは前をむけています。
しかしながら、この制度は一
・表立って出ていない
・そもそも体験者が少ない
・体験者も“あえて”発信していない
などの理由で、一般的にはあまり知られていないのが現実です。
まずは、相手の正体を知り、そこからどうすべきかをゆっくりと、でも確実にしっかり考えていきましょう。
焦らなくていいんです。
ゆっくりでいいんです。
はじめの一歩は「知る事」です。

 

あなたがこの記事にたどり着いた奇跡。
きっと何かを「変えたい」と思っているのではないでしょうか?

私のこの記事が、あなたの背中をそっと押すことが出来たら嬉しいです。

どうか後悔のない未来へと進めますように。

 

最後までお読みくださって、ありがとうございます。

🍀miya🍀